スイフトスポーツに装備されている【マルチインフォメーションディスプレイ】をご存知だろうか?
メーター内に付いた車両情報をお知らせしてくれる画面のことだ。
赤く塗られた左のタコメーターと、260キロまで目盛りが刻まれた右のスピードメーターの間に表示された液晶ディスプレイ。実はこれがドライバーのテンションを上げてくれると評価が良い。
走りをより楽しむための情報を与えてくれるマルチインフォメーションディスプレイは、ドライバーと車をシンクロさせてくれ、その機能はまるで「頭文字D」のドライバーの気分にさせてくれる。
今回は、そんなマルチインフォメーションディスプレイが表示してくれる内容を詳しくご紹介しようと思う。
- マルチインフォメーションディスプレイとは?
- 瞬間燃費/平均燃費/航続可能距離表示
- 平均車速/走行時間表示
- 時計表示
- モーション表示
- パワー/トルク表示
- アクセル/ブレーキ操作表示
- ブースト/油温表示
- デジタル車速表示
- まとめ
マルチインフォメーションディスプレイとは?
スイフトスポーツに限らず最近のクルマには、車両情報をドライバーに与える装置が付いている。
マルチインフォメーションディスプレイには
「走行履歴」
「クルマのコンディション」
「故障箇所のお知らせ」
など、ドライバーが運転・管理するのに必要な情報を表示してくれる画面のことをいう。
最近だとエコインフォメーションのような、「環境に優しい運転をしているか」とか「今のアクセルコントロールだと燃費が良くない」といった、環境に配慮した情報を表示するクルマが増えている。
昔は時計とODOメーター、それに警告灯くらいのモノだったが、今はあらゆる情報を表示してくれるクルマ好きならワクワクが止まらない機能だ。
早速、スイフトスポーツのマルチインフォメーションディスプレイを見ていこう。
瞬間燃費/平均燃費/航続可能距離表示
スイフトスポーツのマルチインフォメーションディスプレイは、ボタンを押して表示されるモードが8画面ある。
まずは、瞬間燃費/平均燃費/航続可能距離表示だが、これは近年エコドライブを推奨する流れから、ほとんどのクルマに装備されている機能だ。
燃費が良くなる運転をしているか判定するのに役立ち、次の給油までの目安を表示してくれるので、日常使いではガソリン代の節約に一役買ってくれる。
平均車速/走行時間表示
リセットしてからの平均車速と走行時間を表示する。
一般道を多く走るなら平均車速は20km前後を示す。5分・10分毎の平均車速も表示する。
平均車速が何に使えるのかはよく分からないが、走行時間表示は休憩を取る目安には使える。
時計表示
メーター内のど真ん中に表示されるアナログ時計。
どのマルチインフォメーションディスプレイの画面でも左上にデジタル時計表示があるので、果たして使うかどうかと言われるとわからないが、約束の時間を気にしながら走るなら、見易くて便利かも知れない。
モーション表示
イニシャルDの拓海になれるかも知れないモーション表示。
拓海が豆腐の配達の際に、親父がドリンクホルダーに置いた水の入ったコップと同じ役割りを果たす。
前後左右に掛かるGが表示されるので、気分はイニシャルD。峠道を走るときはこの画面がオススメだ。
パワー/トルク表示
MAX目盛りはトルク23.4kg・m/2,500-3,500rpm、パワー140PS/5,500rpm。こんな目盛りがあったら嫌でもアクセル踏んでしまいそうだ。
アクセル/ブレーキ操作表示
アクセルとブレーキの開閉度に合わせて表示が動く。「何に使うの?」と思ってはいけない。エコモードで走るならアクセル・ブレーキワークのコントロールは大切だ。
ブースト/油温表示
スイフトスポーツはターボ車だ。ブースト圧と油温表示は、ターボ乗りには欠かせない情報だ。
ブーストが上がればアドレナリンも上がってくるのは間違いない‼️
デジタル車速表示
アナログスピードメーターだと読みにくい!そんなデジタル派の人ならスピード表示もデジタルの方が見やすいかも知れない。
まとめ
スイフトスポーツに標準装備されているマルチインフォメーションディスプレイは、エコドライブをしたい人と、峠道を攻めたい人の要求を叶えてくれる贅沢な装備だ。
つまり、スイフトスポーツは、日常使いにもスポーツ走行にも対応した現代のコンパクトスポーツカーということだ。