薪でやる焚き火は最高だが、毎回焚き火ができるキャンプ場や河原に出掛けるのは億劫だ。
そこで思い浮かぶのは自宅の庭先での焚き火。
しかし、庭先で盛大に焚き火をしていたら、モクモクと立ち上がる煙に消防へ通報されるかも知れない。
最悪通報を免れたとしても、近所の家の洗濯物に焚き火臭をつけて村八分にされるのがオチだ。
そこで登場するのが「炭」だ。
法的には、野焼きと違って焚き火レベルの火起こしは認められているが、近所迷惑を考えたら煙の少ない「炭」で焚き火欲求を満たすのが賢明だ。
最近では「オガ炭」といわれる煙の少ない炭も売られている。
どちらにしても「炭でバーベキューをしてます的」な体裁なら、近所からの苦情も避けられるはずだ。
やったことがある人はご存じだろうが、この「炭」に火をつけるのが意外と骨が折れる。
着火剤やバーナーを使えば簡単に火おこしは出来るが、焚き火好きならここは敢えてひと手間かけた炭火おこしをしてみよう。