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新型ジムニーでへたれソロキャン

災害時に「やっていて良かった」と思える最高の趣味【キャンプCamp】

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40も後半になって始めたキャンプ。

まだまだ不慣れなひよっこキャンパーだが、これがなかなか面白い。

「次のキャンプまでにはこのキャンプギアを買おうかな」、「あそこのキャンプ場に行ってみたいな」と、アレコレ思いを馳せる毎日を過ごしている。

もちろんサラリーマンである筆者は、某YouTuberさんのように気の赴くままキャンプに行くことは出来ないけれど、毎夜彼らの動画を観てはキャンプ熱を収めている具合だ。

 

そんな最近ハマったキャンプだが、焚き火台やテント、ランタンやバーナーなどを買い揃え、実際にキャンプ場で使っていて気付いたことがある。

「これって災害時にも活用出来るんじゃないか?」と。

 

家を失ってもしばらく生活可能なギアが満載

キャンプを始めるにあたって、災害時で使うことまで考えていたわけではなかったが、キャンプを始めた結果、万が一自宅を離れなければいけない事態になっても、数日くらいならなんとか凌げる環境を手にすることが出来た。

 

自宅から避難しなければいけないような災害に見舞われたとしても、避難所の開設や自衛隊の出動が早ければ実際に使う機会は無いかもしれない。

しかし、「避難所が開設されるまで」、若しくは「自衛隊が到着するまでの間」自力で生きていける環境を持っているという事は、災害が増える今の時代、心の平安を保つ上でとても大切だ。

 

差し当たって、筆者は南海トラフ地震のエリアに住んでいるので、防災グッズはいつかひと揃えしなければと思っていた。ましてやこのコロナ禍において、たとえ避難所がすぐに開設されても、密になる場所で安心できるかといえば疑問が残るし、何の準備もしていない不安は常に頭の片隅にあった。

 

そんな最中、キャンプをするために欲しくて揃えていったキャンプ用品、例えばテント・シュラフ・ランタン・焚き火台・クッキングギア・ナイフやノコギリ・ウォータータンクなど数え上げたらキリはないが、これらのキャンプギアを手に入れたことによって、家を失ってもしばらく生活するのに必要十分な環境を手にすることが出来たのだった。

 

パーソナルスペースを確保するキャンプギア

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もし仮に、自宅から避難しなければいけない事態になった時、雨風を凌げパーソナルスペースを確保出来る人は少ないのではないだろうか?

 

季節や災害の規模にもよるだろうが、何日も野ざらしの場所では生活することは出来ない。また、避難所が開設されても大勢の人が押し寄せれば入ることもできないだろう。

仮に運良く避難所に入れたとしても、パーソナルスペースを保てない場所では、体調やメンタルを崩す原因にもなりかねない。

 

そういう意味で言えば、クルマを持っていれば災害時の優れた避難場所になり得る。

四方を囲まれて雨風を凌げ、外界を遮断出来る車内であれば、他人と同じ空気を吸わなくて良いし、ある程度の騒音からも逃げることが可能だ。

ところが一見すると、いざという時に便利なクルマも、数日にわたる避難生活ではデメリットもある。常に着座姿勢を強いられることによってエコノミー症候群に陥りやすいということだ。

 

災害時のニュースで、避難所に退避せずクルマでの避難生活を余儀なくされるシーンをよく見かけるが、キャンピングカーならいざ知らず、フラットな空間が確保しにくい車内での長期滞在はエコノミー症候群に罹りやすいのだ。

 

その点、テントをひとつ持っていると、こういった事態も解決してくれる。

テント生地1枚とはいえ、他人とのパーソナルスペースを確保することが可能だし、視界を遮ることが出来るので人の目を気にすることなく着替えや好きなことが出来る。

また足を伸ばして横になることが出来るのは、エコノミー症候群予防だけでなく、質の高い睡眠をとることが可能だ。

 

テントひとつ持っているということは、パーソナルスペースの確保と余計なストレス解消にもひと役かってくれるのだ。

 

 

安眠を守るキャンプギア

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また、テントと併せて大切なキャンプ用品にシュラフとマットがある。泊まりキャンプをするなら必須アイテムのこの2つ、これも災害時に役立つ重要なアイテムだ。

 

フラットな地面を選べばしっかりと横になることが出来るから、シュラフもマットなんて要らないと思う人もいるかも知れない。

ところが、キャンプ泊をしてみて思ったのは、意外なほど地面は固いということだ。

ふかふかな芝生の上ならいざ知らず、土や砂利が混ざればシュラフやマットがなければ寝ることすら叶わず、座ることも憚れる。また冬場など、寒さが地面から直に伝わってくるテントにおいて、シュラフやマットを併用しないで寝ることはある意味自殺行為だ。あまりの寒さに安眠どころではなく、翌朝には体調を崩してしまうだろう。

 

 

 

ガス・電気を確保するキャンプギア

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災害時に、ガスや電気が止まって大変な思いを経験したことがある人は多いだろう。

まず、この2つのライフラインが寸断して困るのが、明かりと温かさを失うことだ。ガスや電気は、夜を照らす明かりと料理や湯を沸かすといった温かさを担っているからだ。

 

もし災害時にガスと電気を失った時、キャンプを趣味としてギアを揃えているとこれらを担うことが可能だ。

例えば、焚き火台やガスバーナーだ。マッチやライターなど火を起こす器具はどこの家庭にも置いてあるだろうが、実際に火を起こすとなると庭付きの一軒家でなければ難しいはずだ。しかし、焚き火台やガスバーナーを持っていれば、災害時なら空き地や公園、ガスバーナーだけなら自宅でも火を起こすことが出来、暖を取ったり料理をすることが可能になる。

 

 

この他にはランタンや懐中電灯、ポータブル電源だ。

東日本大震災で経験した人も多いだろうが、現代において電気のない生活ほど不便で不安を感じる生活はなかったはずだ。

暗くなっても電灯は使えず、冷蔵庫や電子レンジはもちろん、携帯の充電すらままならないからだ。

その点、ランタンや懐中電灯、ポータブル電源を持っていれば最低限明かりは確保出来るし、使用電力にもよるがある程度の家電も使うことが出来る。

筆者はまだ手に入れていないが、これにソーラーパネルやポータブル冷蔵庫を持ち合わせていれば、災害の復旧にある程度時間が掛かっても、それなりのの生活水準は保つことが出来るはずだ。

 

 

 

 

災害時しばらく生きる為に日頃意識していること

災害時に最も大切なことは、水と食料のストックと無事に家まで帰るということだ。

 

紹介した今までのギアは、あくまで防災グッズになり得るという話であって、実際に災害にあった時はこれらだけでは生きていけない。

常日頃から、1週間以上の食料と水の確保は必要だ。他にも常備薬や情報収集するためのラジオなどか必要だろう。

そして、それらを置いてある自宅、若しくはマイカーにまで無事に辿り着くことが最も大切なのだ。

 

いくら万全の準備を整えていたとしても、通勤先や出張先、はたまた旅行先で災害に見舞われないとは限らない。

心配をし出したらキリは無いが、筆者は歩いて帰ることが出来ない場所に出向く時は、必ず最低限の食料や水、LEDライトやライターなどをクルマやカバンに入れている。

そしていざという時でも、災害時しばらく生き長らえることが可能なギアを置いてある自宅、若しくはマイカーまで辿り着けるよう備えている。

 

ひと昔前は、防災リュックを用意してカンパンや水、予備の着替えと蝋燭やマッチくらいは備えていたが、実際の災害時にそれらを使うことはなかった。むしろ欲しかったのはランタン・ガスバーナー・テント・シュラフ・ポータブル電源などのキャンプをやっていれば買うであろう用品だった。

そして筆者は、キャンプを始めたことでこれらを災害時の備えとしてではなく、趣味のために買っていったら、いつの間にか防災グッズをひと揃え出来ていたのだった。

 

最後に

いかがであっただろうか?

日頃の趣味として、また、いざという時に活躍出来るキャンプギアの数々。自然が猛威を振るう現代において、いざという時の為の防災グッズとして、ひと揃え出来るキャンプという趣味は、楽しさと実益を兼ね備えた一石二鳥な素晴らしい趣味ではないだろうか?