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鉱物素人が火打ち石を採取⁉️焚き火キャンプ【ロマン溢れる火打ち石着火】採取方法・着火方法#ビーチコーミング#リバーサイドコーミング

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焚き火好きなら1度は試したい火打ち石着火。

ただ火を点けるだけなら、もっと簡単な方法があるのに敢えての火打ち石着火。

もはやこれをロマンと言わずして、何をロマンと呼ぶのでしょう?

 

こんにちは焚ビストのジムもんです!

(タキビストって?🤣)

新たにチャンネル登録をして頂いた皆さま、ありがとうございます🙇‍♂️

さて本題ですが、私、焚き火好きが高じまして、いよいよ火打ち石着火に手を出してしまいました…

 

火打ち石着火とは、火打ち石に火打金と呼ばれる鉄製のプレートを擦って火花をおこし、チャークロス等に火の粉を移してから火口に燃え移す着火方法のひとつです。

そんな火打ち石着火。やってみるとこれが意外と簡単!

手間はかかりますが、焚き火がいつも以上に愛おしく感じること間違いなしです!

今回の動画は、火打ち石の採取から着火方法までをまとめました。

是非最後までご視聴ください。

 

火打ち石はカッコいい⁉️

私今まで、ライター新聞紙→着火剤→ファイヤースターターマッチ→ファイヤースターター着火と着実に段階を踏み、火熾しを楽しんでました。

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しかし、某芸人Hさんの動画に魅せられてしいました!

そう!火打ち石着火です。

火打ち石に火打金を打ち付け、チャークロスへ火種を落とし、落ち葉や杉穂などの焚きつけを燃やす。

そして、育った焚きつけをゆっくりと焚き火台へと移し、薪を燃やし炎を育てる。

 

ヒロシさん、観ていてめちゃくちゃカッコいいです!(笑)

 

文化焚きつけに、ライターで火を点ければ誰でも簡単に火熾しは出来ます。

でも、焚き火をこよなく愛する私、それだけでは満足出来ません。

もはや劣化版ヒロシと言われようが、ネアンデルタール人と呼ばれようが、火打ち石着火をしたい!

という事で、遂に火打ち石着火に挑戦です。



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鉱物素人が火打ち石を採取⁉️焚き火キャンプ【ロマン溢れる火打ち石着火】採取方法・着火方法#ビーチコーミング#リバーサイドコーミング - YouTube

火打ち石着火はロマン枠

40万年前の旧石器時代、その頃の人々に想いを馳せながら火打ち石を叩いていると、劣化版ヒロシと呼ばれようが、火打ち石着火には、お釣りが来るほどロマンに溢れています。

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火打ち石着火は、火打ち石にチャークロスを添えて火打金を打ちつけます。

そして、チャークロスに燃え移った火種を、杉穂や落ち葉で包み「フー」と優しく息を吹きかけ火を熾すのです。

そして、燃え上がった火口を焚き火台へと移し、焚きつけを乗せて薪へと燃え移せば、火打ち石着火の成功。

 

ワンクリック、ワンプッシュ、ワンステップなど、何でも簡単スピーディーがもてはやされる現代において、火打ち石着火は多少手間はかかります。

しかし、それ以上に火種から焚き火へと昇華させるこの所作は、私の焚き火欲を満たし満足させるのに十分な作業なのです。

 

指先に神経を集中させ、火種を自然物から創り出し、火種と焚きつけのコンディションに気を配りながら息を吹きかけ優しく育てる。

その日その時にしか出来ない焚き火を育てる様は、焚き火との会話であり、まさに至福!

「焚き火って良いなぁ」と思うまさにその瞬間です。

勿論、私は焚き火自体が好きなので、着火方法が着火剤でもファイヤースターターでも楽しめます。

しかし、火種からこだわり、ひと手間もふた手間もかける焚き火は、より一層愛着が湧くというもの。

面倒くさくても失敗しても、そのこだわりが焚き火を続けている理由なのかも知れません。

 

初心者の勘違い「火打ち石は火花を出さない」

まずもって知ったことは、火打ち石は火花を出しません!(皆んな知っている?)

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原始人が、石と石を打ち付け火を熾してる絵を、教科書か何かで見た記憶があったことや、昔の時代劇ドラマで、石と石を打ち付け火花を飛ばしていたイメージがあったので、火打ち石同士を叩けば火花が出ると勘違いしていたんです。

しかし、実際には、鉄鉱にフリントと呼ばれる岩石を打ち付け火花を飛ばしていたそうです。

そう!火花の正体は、石に打ち付けた鉄から出る金属粉末と、酸素が反応したモノだったのです。

ライターの石をイメージする人もいるかも知れませんが、実はあの石、火打ち石ではなくセリウムと鉄の合金、フェロセリウムと呼ばれる金属なんです。

フェロセリウムと聞いて、ピンときた人も居るかも知れません。

そうです!キャンプでお馴染みのファイヤースターターですね。

つまり、火打ち石着火を正確に説明するのなら、鉄と硬い石を打ち付け、その時に出る発火した金属粉末で火を熾すということです。

 

ちなみに、火打ち石着火で使う鉄と石ですが、何でも良いというわけではありません。

一般的に、鉄の方を火打金と云い、石の方はモース硬度6以上の鉱石を指します。

火打金に使われる鉄は、火打ち石に当たる面積がそれなりにあって、尚且つ鉄製であれば何でも使えます。

なので、ファイヤースターターのストライカーは、ステンレス鋼のため火花は出ません。

また、火打ち石に使われる石は、モース硬度6以上あって、尚且つ角張っている面があると火花が飛びやすいです。

一般的には、瑪瑙、チャート、玉髄、石英などです。

あとは、水晶やダイヤモンドでもイケるそう。

(勿論そんなことを試せるお金は無い!)

 

火打ち石着火にはチャークロスが必須

火打ち石が出せる火花の量は、ファイヤースターターと比べるととても少ないです。

(体感的には50分の1くらい?)

フェロセリウム製のファイヤースターターと比べたらドラゴン花火と線香花火くらいの差があります。

なので、火花を受ける火口は、チャークロスなどの炭が選ばれます。

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チャークロスとは「炭の布」のことです。

正確に云うなら、綿100%の布を穴の空いた缶に入れ、火にかけて炭化させたものです。

詳しい理由は分かりませんが、繊維の細かい布だからなのでしょうか、小さな火種が付くだけでチャークロスは燃焼します。

勿論、すでに炭化してるので燃え上がる訳ではありません。

ジワジワと燃え広がる火種になるだけです。

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(着火に失敗した後、ジワジワと消えていく杉穂とか小枝を思い出して頂けると分かりやすいかも?)

火種こそ小さいものの、ゆっくりと燃え広がるので、慌てずにチャークロスから麻紐をほぐした火口などに火を移すことが可能です。

 

いちいちチャークロスを使わないと火が熾せない?と思う方もいるしょう。

私も、杉穂や麻紐をほぐした火口、フェザースティックなどに直接火を点けられないかとも思いました。

しかし、火打ち石の火花は、ファイヤースターターのそれよりも、火花の量や温度が低いため、上手く着火することは出来ませんでした。

 

今回、初めて使ってみましたが、手は汚れるわ簡単に千切れるわ、ただのペランペランの黒い布にしか見えませんでした。

でも、チャークロスを実際に使ってみて、優秀な火口であることに気付かされました。

わずか一粒の火種が着きさえすれば燃焼し、ひとたび着火すればどんな強風でも消えることはありません。

ジワジワとゆっくり燃え広がるので、麻紐を解いた火口みたいに焦らずに次の動作に移れるのです。

 

火打ち石採取は、意外と誰でも簡単に出来る

火打ち石は、河原や海岸で拾うことが出来ます。

勿論、個人所有の土地に許可なく入ったり、販売目的や過度に採取することは禁じられているので、注意が必要です。

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また、河原や海岸で拾えると言いましたが、どこの河原や海岸でも拾える訳ではありません。

私自身、地質学や鉱物学は詳しくないので参考までにして頂きたいのですが、断層や過去に地層が隆起して出来た土地に近い、河原や海岸に火打ち石となる石英や玉髄、瑪瑙、チャートなどが落ちているような気がします。

 

火打ち石はネットでも販売してますし、火打ち石金とセットでも売られています。

かくいう私も、Amazonで火打ち石セットを購入した口なので、敢えて火打ち石の採取をオススメはしません。

それでも、天然の火打ち石を採取するということは「自然の中にある物から火を熾す」という焚き火ロマンを満たしてくれます。

まして、それが河原や海岸に落ちているのであれば、拾わないという選択肢はありません。

 

河原や海岸を散策し石を探していると、思いがけず綺麗なシーグラスを見つけたり、魚や沢蟹を発見したりと、子供時代に戻ったかのような何とも言えない心地良い時間が過ごせます。

当然、そこは自然の中、日頃の運動不足解消にも一役買ってくれることは言うまでもありません。

ぶっちゃけAmazonセットには、火打ち石も火打金、チャークロスを作る布に、缶までも付属されています。

わざわざ、ガソリン代を払って火打ち石を探しにいかなくても良いのかも知れません。

 

しかし、火打ち石を探す過程において、ビーチコーミングに興味をもち、鉱物が好きになりました。

 

鉱物には火成岩、変成岩、堆積岩の3つに分けられるのですが、火打ち石になる石英や瑪瑙は変成岩であり、鉱石が溶岩の熱や圧力によって変成されたモノなんだそうです。

また、火打ち石を調べているうちに、珪化木という石の化石があることを知りました。

珪化木とは、太古の木が何百年前も昔に地中に埋もれ、水に溶けた珪素が染み渡り、圧縮を受けて化石化したモノです。

その見た目もさることながら、この珪化木の歴史を知って、ますますその美しさを知ったのです。

いつか自分も手に入れたいものです。

 

鉱石には、その生成過程において様々な偶然とロマンがあり、自然が生んだ芸術と言っても良いのかも知れません。

それは、火打ち石である石英などもそうであるように、この地球上にある鉱石に対してもそのロマンを感じずにはいられません。

 

あとがき

いかがでしたしょうか?

今回は、天然の火打ち石採取から始めたので時間と手間はかかりましたが、Amazonの火打ち石セットと市販のチャークロスを買ってしまえば、何の準備もしないで火打ち石着火は出来ます。

着火剤やファイヤースターターより、ひと手間ふた手間もかかりますが、その手間を楽しむのが焚き火でありキャンプです。

是非一度【火打ち石着火】やってみて下さい。

「次のキャンプは火打ち石で火熾しにチャレンジしてみよう!」と思って頂けたら幸いです。